2022年2月13日 (日)
九州プロキックボクシング vol.5 vol.6が、アクロス福岡にて昼夜2部制で行われた。
vol.5はKPKBバンタム級王者を決めるワンデートーナメント、vol.6は各階級のタイトルマッチを目玉に、対戦カードは充実したものになった。
今回は前日計量時にトーナメントの組み合わせ抽選と記者会見がYouTubeで生配信され、試合前からヒートアップすることができた。今までは選手がどんな人柄なのか、どういう背景があるかなど伝わりづらかったが、このような試みで感情移入もしやすくなり、とてもいいなと感じた。
そしてこのサイトもそれを伝えるツールになっていきたいと思う。また選手への取材などを再開したい。
KPKBバンタム級王座決定ワンデートーナメントはアクシンデントの連続だった。
リザーブファイトから決勝までの4試合中3試合が故意ではないローブローやバッティングにより途中続行不可能に。
残念な部分もあったが、それだけ選手の熱い感情と勢いを感じた。今回涙を呑んだ選手も次回の闘いに注目したい。
トーナメント覇者、そしてベルトを手にしたのは臣龍となった。






第10試合 第2代KPKBバンタム級王座決定トーナメント・決勝 3分3R(延長1R)
×幸四郎(NEW light)
⚪︎臣龍(KIZUNA田川本部道場)
判定1-2 (30-29、28-29、29-30)
※臣龍が優勝と共に第2代KPKBバンタム級王者に。
第9試合 スーパーバンタム級 3分3R
⚪︎紫苑(KIZUNA田川本部道場)
×川野出海(BEGINNING)
3R KO
※川野が計量を2kgオーバー。川野は減点2スタート、紫苑6オンス、川野8オンスのグローブハンデ有り。
第8試合 フェザー級 3分3R
×拳志(ANCHORAGE)
⚪︎梅原祥太(BANRICK ACADEMY)
1R KO
第7試合 ウェルター級 3分3R
⚪︎佑悟(ライオンジム)
×TOMOHIRO(久留米美咲ジム)
2R 2’02” KO
第6試合 フェザー級 3分3R
×立石晃太(KINGS)
⚪︎クレイジーハスキー尚吾(KING EXCEED)
2R KO
第5試合 フライ級 3分3R
×大平龍(KICK SPARK)
⚪︎宗一郎(朝久道場)
判定0-3 (28-30、28-29、29-30)
第4試合 女子52kg契約 2分3R
⚪︎Mitsuko(ELEPHAS)
×古野聖子(BANRICK ACADEMY)
判定3-0(30-28、30-27、30-27)
第3試合 第2代KPKBバンタム級王座決定ワンデートーナメント・準決勝(2) 3分3R(延長1R)
⚪︎臣龍(KIZUNA田川本部道場)
×入江亮太(K-1ジム福岡チームbeginning)
3R 判定ドロー
延長 判定2-1(10-9、9-10、10-9)
第2試合 第2代KPKBバンタム級王座決定ワンデートーナメント・準決勝(1) 3分3R(延長1R)
幸四郎(NEW light)
弾丸風太(TEAM KAZE)
1R ノーコンテスト
※偶発性のローブローにより弾丸風太が試合続行不可能。幸四郎が決勝進出とされた。
第1試合 第2代KPKBバンタム級王座決定ワンデートーナメント・リザーブファイト 3分3R(延長1R)
×TOWA(インタージム)
⚪︎哲平(VAINQUEUR GYM/Next零)
負傷判定0-3(18-20、19-20、18-20)
※偶発性のバッティングによりTOWAが試合続行不可能。その時点までの内容で判定。
バンタム級トーナメントを含め、この日5人の新チャンピオンが誕生した。
ベルトを巡る争いや、チャンピオンの更なる飛躍など、これから九州格闘技の盛り上がりを予感させるものになった。K-1で悔しい思いをした丸山公豊や幸輝はしっかり防衛し、雪辱への一歩を進めた。








そしてvol.6のメインイベント。KPKB王者同士の対決となった銀次vs上野賢志は、階級下の上野が3Rに2度のダウンを奪い判定勝ち。
ダウン経験のない銀次に対し、まさかの展開を見せた。
共に九州を代表する選手。これからの活躍に期待したい。







第9試合 56kg契約KPKBスーパーファイト 3分3R(延長1R)
×銀次(KPKBフェザー級王者 VAINQUEUR GYM/Next零)
⚪︎上野賢志(KPKBスーパーバンタム級王者 薩摩ジム)
判定0-3(27-29、27-29、28-30)
第8試合 KPKBヘビー級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
⚪︎丸山公豊(王者 宮田ジム)
×井上誠希(挑戦者 MSKC)
判定3-0(30-28、29-28、29-28)
※丸山が初防衛に成功。
第7試合 KPKBスーパーウェルター級タイトルマッチ 3分3R・延長1R)
⚪︎幸輝(王者 インタージム)
×宮森聡(挑戦者 ダイアタイガージム)
1R KO
※幸輝が初防衛に成功。
第6試合 KPKBスーパーライト級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
×康弘(王者 ゴリラジム)
⚪︎ダルビッシュ黒木(挑戦者 DAR)
3R 判定1-0(29-29、29-28、29-29)
延長 判定1-2(9-10、10-9、9-10)
※黒木が新王者に。
第5試合 KPKBウェルター級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
×栗原陵(王者 MSKC)
⚪︎森木一吉(挑戦者 K-Fit-Lab)
3R 判定0-1(29-29、29-30、29-29)
延長 判定0-3(9-10、9-10、9-10)
※森木が新王者に。
第4試合 KPKBライト級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
⚪︎貞松宏隆(王者 Matahari Gym)
×裕希(挑戦者 RAOU JAPAN)
判定3-0(30-29、30-27、30-27)
※貞松が初防衛に成功。
第3試合 KPKBスーパーフェザー級王座決定戦 3分3R(延長1R)
⚪︎児島伸弥(GREED GYM)
×平嶋勇弥(FKD)
2R KO
※児島が新王者に。
第2試合 KPKBフライ級王座決定戦 3分3R(延長1R)
×虎(CMG)
⚪︎石郷慶人(K-1ジム福岡チームbeginning)
判定0-3(27-30、28-30、28-30)
※石郷が新王者に。
第1試合 63kg契約 3分3R
×歩夢(ゴリラジム)
⚪︎優翔(RAOU JAPAN)
判定0-3(29-30、28-30、29-30)