2021年10月31日 (日)
鹿児島オロシティーホールで行われたLEGION☆JAPAN2021 鹿児島大会。
LEGION☆JAPANは、MMAとキックボクシングの格闘技イベント。
開催地は南九州を中心ながら、出場選手は日本全国から毎大会出場。
今大会も元修斗世界バンタム級王者の大石真丈、KNOCK OUT初代ライト級王者の森井洋介が参戦。
更にグラップリングマッチでは当日まで正体を明かさない”ミスターX”を用意するなど、バラエティに富んだラインナップとなった。
大会はアマチュアの10試合とプロ7試合で行われた。
新型コロナ感染拡大防止のため、会場への入場者数が制限されており、チケットは完売。
客席も間隔をしっかり取り、リングでの除菌も徹底し、選手もお客さんも安心して参加できるよう対策されていた。
第1試合 キックボクシング ライト級 3分3R
○旭野穂(野良犬道場)
1R 1分3秒 KO勝ち (左ハイキック)
×野田真琴(ハードヒットジム)
第2試合 キックボクシング スーパーヘビー級 3分3R
○森謙太(秀心塾)
判定3-0
×虎攻鬼(START GATE)
第3試合 キックボクシング ヘビー級 3分3R
×日高雄二(HEAT)
2R 25秒 セコンドよりタオル投入
○メル(インタージム郡元)
鍛え上げられた見事なボディで会場の目を釘付けにしたメル。
期待通りの暴れっぷりで強烈なインパクトを残した。

第4試合 スーパーエキシビジョンマッチ キックボクシング 2分2R
森井洋介(野良犬道場)
エキシビジョンのため勝敗無し
西本竜也(ダイアタイガージム)
“野良犬二世”こと森井と宮崎の若手ホープ西本のエキシビジョン。
「倒されないように頑張りました」と語っていた西本だが得意の回転系の蹴りを混ぜながら思いきりぶつかっていった。
森井は年明けにNO KICK NO LIFEへの参戦が決まっている。
第5試合 スーパーエキシビジョンマッチ グラップリング 5分1R
ミスターX(正体は内柴正人)
エキシビジョンのため勝敗無し
TAG(ERUPT)
フードを被って入場してきたミスターXの正体はなんと柔道金メダリストの内柴正人だった。
会場はどよめきが起こり、引き込まれるようにその戦いを注視した。
試合後のマイクではグラップリングのトーナメントを熱望し、今度への期待を残して仕事へと帰っていった。
第6試合 セミファイナル キックボクシング スーパーヘビー級 3分3R
○丸山公豊(宮田ジム)
判定2-0
×JUN(フリー)
K-1での敗戦から復帰となった丸山は奥足へのローキックを効かせるも、JUNのタフさと左ボディ攻めに苦戦。
辛くも判定で勝利したが試合後は反省しきりの様子だった。
第7試合 メインイベント MMA フェザー級 5分2R
○大石真丈(フリー)
1R 1分13秒 腕ひしぎ十字固め 一本勝ち
×北川勇介(newawa plus doJo)
50代対決となったメインイベント。
MMAでの経験豊富な大石の技術が光り、北川の柔術テクニックを完封。
見事な一本勝ちで大会を締め括った。